M&J box ハーレー用 取扱、取付説明書 |
ver1-1 |
注意事項なども有りますので取付前に必ずお読みください
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M&J boxはバッテリー電圧を約16Vまで昇圧してイグニッションコイルへ供給するものです |
通常、イグニッションコイルへはバッテリー電圧(12V)、エンジン回転中は回転数にもより ますが13~15Vくらいの電圧を供給しています この電圧を16Vまで上げることでスパークプラグの火花を強くします
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火花が強くなることで、始動性の向上、トルクの増加、レスポンスアップ、スパークプラグの カブリ防止、排気ガスのクリーン化、燃費向上などの効果が望めます |
特に始動時はスターターモーター回転による電圧降下で電源電圧が下がります |
また低回転では発電量が少なくバッテリー電圧も高回転時よりは低い状況ですので特に効果が 期待できます |
M&J boxを使用することによりスパークプラグ、イグニッションコイル、イグナイタ―等の 寿命を短くする方向に作用します しかしこれらのパーツは十分余裕を見て設計されているはずです 長時間テストはしていませんが影響は軽量だと思います |
結線方法 |
基本結線はイグニッションコイルのプラス側(メインスイッチ、キルスイッチからの配線)の イグニッションコイルから抜き抜いたプラス線をM&J boxの赤色(入力)に接続、M&J boxの 橙色(出力)をイグニッションコイルのプラス端子に接続、M&J boxの黒色(アース線)を ボディまたはバッテリーの-へ確実に接続してください |
取付方法 |
本体は防水構造となっておりますが電子部品ですので出来るだけ水のかからない所へ取付を 希望します |
ケースは丈夫に作っております タイラップ、ゴムバンド等で確実に固定してください (風通しの良い場所) |
また、ケース裏側には4か所のM6ボルト穴があります これはケース加工時に治具に固定する ための穴です これを使用して取付されても構いませんが4か所中2か所は位置決めのピンと
して使用しています |
M&Jboxは変換効率、小型化を最優先して作ってありますのでバッテリーへの逆接続(プラス、 マイナスの間違い)や出力の短絡への保護回路は入っておりません そのため逆接続や出力が 短絡すると内部回路が破損しますので十分注意してください |
また破損具合にもよりますが万が一故障しても元の電圧(正確には元の電圧、約-0.3V)を出力 するようにしてあります |
*分解などされるとショート、リーク、大電流が流れ危険です 防水機能も損なわれ保障の対象 外となりますのでご注意ください |
*ご自分で取り付ける方は 取り付けようとするバイクのイグニッションコイルの+側の配線が わかる方を対象にした商品です。間違って取り付けた場合の補償は出来ませんのでご注意ください |
*バッテリーが完全に上がっている場合 無理にスターターを回さずブースターケーブルで電圧 を確保してスタートさせるかバッテリーを充電後にスタートさせてください |
このM&J boxはバッテリー電圧、エンジン停止時に原則12V以上で使用してください |